古谷淳 -the otherside quartet-

開催日

2023年6月3日    

古谷 淳(Piano)
西口 明宏 (T.Sax S.Sax)
千北 祐輔 (Bass)
服部 正嗣 (Drums)

6月3日(土)
open 19:00 / start19:30  2shows (入替なし) Music Charge /料金 ¥5,500


 


古谷 淳 アザーサイドカルテット
¥5,500(税込)

※公演のみのご予約です。ドリンクは当日お席でご注文ください。ご入店後はお一人1ドリンク以上のオーダーをお願いします。
※当日ご注文頂いた飲食代金の他、サービスチャージをお一人¥1,100頂いております。(小学生以下無料)
※テーブル16席 カウンター6席となります。お席は全席自由席となっております。
※席数が限られております。予約状況によっては他の方との相席をお願いする場合がございます。
※お店はお酒のメニューが中心となっており、お食事の用意がおつまみ程度しかございません。御来場前にお食事をお済ませ頂く事をお勧めいたします。
※店内は禁煙となっております。

THE MOMENT JAZZ CLUB はマスクフリーのお店です。従業員一同、素顔と笑顔で皆様をお迎えさせていただきます。ご了承の上ご予約、ご来店ください。


”アザーサイド・カルテットについて           古谷淳”

僕の音楽はジャズというイディオムを通じて育まれてきたことは間違いない。
しかし僕の曲たちは必ずしもジャズと呼ばれることを必要とはしていない。
そもそも音楽におけるカテゴリーというものはその音楽の本質にとってあまり重要ではない。
また一つには現代社会の中で多くの人たちが言う所の『ジャズ』という言葉が指し示す音楽の範囲と現在進行形の流動的でいながらその歩んだ歴史の一片たりとも失うことのない
このジャズという音楽そのものが真に意味するものとの大きな隔たりを感じていること。
そんな中で自分の音楽をジャズという言葉で表すことにある種の違和感を覚えた。

アザーサイドで演奏する楽曲は皆僕にとってとてもパーソナルなテーマを持っている。
旅、出会いや別れ、家族、喜びや悲しみ、生命と自然。
これらは自分以外の多くの人々にとってもやはり個人的で重要なテーマ、シーンだと思う。だからきっと僕は多くの人と共感し合いこの音楽を共有できる、と確信している。時に映画の様に、または一冊の本の様に。
長い間音楽に何か物語のような言葉が重なって(言葉であって言葉でない、いわゆる共感覚というものであろうか)聴こえていた。それはたとえ僕が聴き手側にある時にも様々な音楽家たちの楽曲、演奏を通じて語られる僕自身の物語に他ならない。
西口明宏、千北祐輔、服部正嗣というアーティストたちの手を借りて
楽曲たちが語るものが聴いてくれる人たちそれぞれの物語であることを切に願う。

古谷 淳 Jun Furuya

ピアニスト/音楽家 オハイオ州グレンオークハイスクールのビッグバンドのピアニストとし てアメリカ国内やカナダで演奏。カリフォルニアのオレンジコーストカ レッジに進学後ボストンのバークリー音楽院へ。ジェフ・コヴェル氏、 ケニー・ワーナー氏に師事。在学中よりプロとして音楽活動を始める。 コンサート、レコーディングに多数参加しトップミュージシャン達と交 流、共演を重ねる。米国アーティスト・ビザ取得後各国で演奏活動を行 う。2005年帰国し、出身地山梨県に家族と共に居住しながら国内外で 演奏活動中。演奏活動の他、音楽教室を主宰し後進の指導や音楽を通じ た育成活動も行っている。これまでに1stアルバム「Exprimo」(2009年)、2ndアルバム「HomeSongs」(2011年)をリリース。 2017年ソングエクス・ジャズより自己のグループ、the otherside quartetの1stアルバム 「southbound」をリリース。タイトル曲「サ ウスバウンド」は国際作曲コンクールのUSA Songwriting Competitionにてファイナリストに選出された。 2017年短編映画『春待ちかぼちゃ』(五藤利弘監督)の音楽を担当。 2020年5月自身初となる前編ピアノソロによる「Piano Solo」”(zir001)をリリースした。 2017よりYBSラジオ番組”southbound”のMCに就任。 2021~2022にはInterFM897″songxradio”DJを務めた。
公式HP http://www.junfuruyamusic.com

 

 

西口 明宏 Akihiro Nishiguchi

中学入学と同時にビックバンドジャズに出会いテナーサックスを手にする。
2006年、バークリー音楽院卒業後は活動拠点をニューヨークに移し、自己グループによるNYライブハウスでのレギュラー演奏、映像やダンスなど他ジャンルとの共演など多くのミュージシャンと出会い、セッションを重ねる。 2010年、ニューヨークでの活動から東京に拠点を移し新たなプロジェクトを開始。現在は自身のグループFOTOSや、黒田卓也(tp)、中林薫平(bs)、古谷淳(pf)、海野俊輔(ds)、Michel Reis(pf)ほか多くのグループに参加。 2014年にブルーノート75周年記念ライブのメンバーに抜擢され、日野皓正(tp)山中千尋(pf)ロンカーター(bs)ジーンジャクソン(ds)とのグループでブルーノート東京に出演し好評を博す。 2017年には自身のサックストリオ(須川崇志(bs)、石若駿(ds))でデトロイトジャズフェスティバルに出演、現在までにアメリカ、台湾、ルクセンブルクなどの多くの国際ジャズフェティバルに出演する。 2010年にデビューアルバム「Tre agrable」、2013年には「PINGO」、2020年に自身が主催するグループFOTOS(ハクエイキム(p)ジェームス・マコーレー(tb)吉良創太(ds)マーティー・ホロウベック(bs))にて3枚目のリーダーアルバム「FOTOS」をリリースする。
http://www.akihironishiguchi.com/

千北 祐輔 Yusuke Chigita

大阪府出身。
15歳から独学でエレキベースを始め、高校入学後ロックやパンクのバンドで活動。
高校卒業後、1年間のフリーター活動を経て、大阪芸術大学に入学。そこでウッドベースを始めジャズにのめり込む。大学卒業後、関西のジャズシーンで活動。竹田一彦gt、近秀樹pf等の関西を代表するミュージシャンと共演する。2012年に3ヶ月間ニューヨークに滞在する。そこで色々な人と出会い、様々な音楽や文化に触れ、多くの刺激を受けて帰国。帰国後、活動拠点を東京に移す。2013年、神戸ネクストジャズコンペディション 準グランプリを獲得。2014年ニューオリンズで開催されたフレンチクォータージャズフェスティバルに出演。これまでに、Gaku Yabushita group(big bang)、東京プレミアムジャズセッション(シーズンソングス・キングレコード)、矢藤亜沙巳トリオ(This way)、古谷淳(south bound・songx)、千葉岳洋(Alpha and Omega・ちぐさ)、有川久美子(people)、TVアニメ血界戦線、Tokyo city 競馬(twinkle twinkle)、sax world等のレコーディングに参加する。現在は、自己のオリジナル曲を演奏するリーダーバンドや、ストレートアヘッドなジャズを演奏する7人編成のバンド山田拓児(folklore)、2017年songXより1stアルバム[south bound]をリリースした、インプロビゼーションや独自の世界観の楽曲を表現する古谷淳(otherside quartet)、老舗ジャズクラブ御茶ノ水NARUのハウスバンドとして活動しているEMAグループ、日本を代表するドラマー大坂昌彦にゆかりのあるミュージシャン西口明宏sax、広瀬未来tpが結成した硬派なバンドJJPD、薩摩の熱い魂を歌うシンガソングライター上村正人BAND等の様々なシーンで精力的に活動中。

服部 正嗣 Masatsugu Hattori

MI Japan名古屋校で学んだ後、大学在学中より活動を始める。主にジャズを基本にしながら、時代に於ける先鋭的な審美眼を求められるシーンで活躍するドラマーである。2012年 後楽園ホールで開催された対戦型企画「BOYCOTT RHYTHM MACHINE VERSUS LIVE 2012」オープニングアクトとして千住宗臣とドラムバトルを繰り広げる。2014年 テレビ朝日「題名のない音楽会」にスガダイローtrioとして出演。2015年 白井晃演出、内博貴主演の舞台「ペール・ギュント」に参加。2015年 B.A.ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム」に大野和士の指揮による日本初演参加。2015年 パリ・コレクションでのISSEY MIYAKE Spring Summer 2016のショーに出演。2016年 映画「ディストラクション・ベイビーズ」の劇中音楽に向井秀徳と共に参加。2016年 アニメ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の劇中音楽に参加。音楽監督は菊地成孔。2018年   Aimer Fan Club Tour “ete”に参加2018年 映画「生きてるだけで、愛。」の劇中音楽に参加。2020年 映画「佐々木、イン、マイマイン」の劇中音楽に参加。スガダイロートリオなどスガダイローの諸作に参加。古谷淳the otherside quartetやStand Alone-404、Daitokaiなどのメンバー。レコーディング、ライブサポートとして馬喰町バンド、新垣隆、世武裕子、岩崎大整など多数務める。その他、共演者として、石井竜也、市野元彦、Aimer、OMSB、片山広明、菊地成孔、K-BOMB、SHING02、坪口昌恭、橋本絵莉子(チャットモンチー)、林栄一、林正樹、南博、向井秀徳(ZAZEN BOYS)、山下洋輔、ヨシダダイキチ、類家心平、和田永(Open Reel Ensemble)、Kit Downes、Roy Campbell、Laurent Larcher、など幅広く活躍している。
https://masatsuguhattori.tumblr.com/

 

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